フィサン 2014年 /ドメーヌ・フジュレイ・ボークレール


・フィサン 2014年 / ドメーヌ・フジュレイ・ボークレール


ブルゴーニュにしては澄んだ濃い目の色合い。

低めのスタートだったからか香りは思った程開かず。

しかし、ラズベリーの優しい香りで悪く無い。

タンニンは控え目だが最初は酸が強め。次第に穏やかに。

しみじみ旨みのあるタイプ。スルスル飲めてしまいあっという間に無くなってしまった。

妻の評判は上々!

最近のって早くから飲めるタイプが多くてイイね(*^^)v


<抜粋>

 ジャン・ルイ・フジュレイが1986年に設立されたドメーヌですが、彼が最初にワインを造ったのが1970年になります。 

1978年にはドメーヌ・フジュレイの名前で生産されていました。現在、マルサネからサヴィニー・レ・ボーヌの間にある21haの畑からワイン造りを行なっています。

ジャン・ルイ・フジュレイの義理の息子、パトリス・オリヴィエは南フランスに生まれ、ボーヌのワイン・スクールでジャン・ルイの娘ローレンスに出会い、1990年に結婚し、1991年からこのドメーヌで働く事になりました。このドメーヌが造る畑の樹齢はほとんどが30〜40年以上です。ボンヌ・マールに至っては70年以上の樹があります。 パトリスは「葡萄は自分自身の力で活力を持たせるべきだ。」「葡萄にとってミネラル成分が必要である。」との理由から化学肥料を最大限に廃止することにし、ビオロジックに近い農法を取り入れています。赤ワイン収穫は可能な限り午前中に行なわれます。これは新鮮な葡萄を得る為です。そして速やかに醗酵室へ運び、選別し、50hlのコンクリート・タンクに入れます。2〜3日間の低温醗酵を行い、果実味をより引き出します。通常ピジャージュは1日3〜4回行ないますが、1992年のように酸が非常に少ない年には12回も行なった事もあります。醗酵温度は最高で31度(ブルゴーニュは28度)に保たれます。これは過度のタンニンや収斂性を避ける為です。アルコール醗酵が完全に終わると果帽をそのままの状態で4〜5日間のマセラシオンが行なわれます。 11月に樽に移し、試飲を行いながら熟成期間を12〜18ヶ月の間で決定します。(ACブルゴーニュは5年樽で6ヶ月の熟成)新樽使用率は、ボンヌ・マールで100%、ジュヴレ・シャンベルタン25〜50%、ヴォーヌ・ロマネ30%以上、クロ・マリオン10〜15%。ファイニング(コラージュ)はタンニンの質、ワインの清澄度によって決められます。必要であれば卵白が使用されます。濾過はAOCブルゴーニュ、マルサネ・レ・グラス・テートのみ行ないます。瓶詰め前の最終的なアサンブラージュの後、タンクで1ヶ月間(必要であればもっと)寝かされます。    

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